スパイシー警部
キャラクター設定デザイン_2025
とある昭和の大ヒット曲にリスペクトを込めてデザインしたキャラクターです。
昭和歌謡のヒット曲には、印象的で魅力的な登場人物やキャラクターが数多く描かれていました。彼らは「歌の中の存在」として強いイメージを持ちながらも、具体的に造形化・デザインされることはほとんどなく、その姿を見る機会は限られていました。
一方、玩具やIP制作の現場では、商品化されるメカやガジェットには多大な労力とコストがかけられる反面、そこに乗る主人公など「人物」の設定や魅力が後回しになることも少なくありません。デザインは優れているが、物語やキャラクター性が弱い——そう感じるケースもあります。
さらに近年は、コンプライアンス意識の高まりもあり、突飛な表現や強い個性が避けられ、結果として前例踏襲型の無難な着地点に収束してしまう傾向があります。
こうした状況の中で、新しく魅力的な人物像やキャラクターを生み出すことは、以前にも増して難しくなっています。
そこで改めて着目したのが、昭和歌謡に描かれていた「おもしろい人物たち」です。
当時の楽曲が持つ大胆で自由な設定を、ひとつの世界観として再解釈し、キャラクターデザインの着想源としました。
本キャラクターは、IP展開や可動フィギュア化を視野に入れ製作しています。
デザイン:片平正史 2025
©ARMIK